潜入０日目 ページ2
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・・ーーーそれは、些細な喧嘩から始まった。
「サイッテー、クソ天パ！！しばらく帰んないからね！！」
「おーおー、二度と戻ってくんじゃねーぞー」
おやつ用に取っておいた自家製パフェを銀時に食べられて激怒した私は万事屋を飛び出した。
唯一の行く宛ての真選組に向かい泊めてくれるよう頼んでみるも、堅物トシに拒否される。
それでも粘る私。
「なんか無いの？遠征任務とか！」
「馬鹿か！隊士じゃねェのに任務させられるわけねェだろうが！！…いや、あるな一つ。
総悟に任せるつもりだったが、Aの方が向いてるっちゃ向いてる」
「え、なになに？ブツブツ言ってないで教えてよ！」
「極秘任務になるから絶対に人には言うなよ？もちろん
……今、この世界は全く別の異世界と繋がってる」
トシが話し出した事は、とんでも無く突拍子のない話で。
今のところはかろうじて均衡が保たれている両世界だけど、それはいつ崩れるか分からない。
そこで両世界の役員を派遣して互いの情勢を知る、という事らしい。
ちょうど前の役員の任期が終わり、次を探していたのだとか。
「だが、一つだけ注意しておくぞ。さっきから言ってるがこれは極秘だ。定期的に隊士を送ったり、俺と連絡取れるようにはするが基本は一人だ。
こっちに帰って来られるのはいつになるかは分からねェ。それでもやるのか？」
たぶんそれは、江戸の皆んなに会えなくなる事を心配してくれての言葉だと思う。
…けど。
「やるよ、私。どうせ帰るとこないならいっそ全然違う遠方に行った方がいいし」
「決まりだな」
こうして私は江戸を離れる事となる。
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ろくんろーる(プロフ) - すごい…面白かったです… (2018年9月2日 11時) (
レス) id: c8347b21ff (このIDを非表示/違反報告)
陽奈(プロフ) - れれれのレンジャーさん» コメントありがとうございます！確かに間違えてますね……やってはいけないミスを…すみません。修正しておきます。 (2017年11月3日 11時) (レス) id: 1bcf45e3df (このIDを非表示/違反報告)
れれれのレンジャー - 轟君の個性は、右手で氷 左手で炎ですよ！ (2017年11月3日 1時) (レス) id: 5401d288b8 (このIDを非表示/違反報告)
陽奈(プロフ) - コメントありがとうございます！( ；∀；)わかりました、1重視の方向で考えていきますね！ (2017年6月30日 17時) (レス) id: 1bcf45e3df (このIDを非表示/違反報告)
夜兎姫・ルナ(プロフ) - いつも見てます！ 個人的には1が良いです^^更新頑張ってください (2017年6月30日 5時) (レス) id: dd013e4398 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽奈 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ryosukehar1/
作成日時：2017年5月1日 18時
