潜入２１６日目 ページ45
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side無し
ーー数秒後。
ヒュオオ・・と、ただ虚しく風が吹雪いた。さっきまで、ビルなどの建物が立ち並んでいたはずのその場所は、僅か数秒で更地と化していた。
ボロボロで、意識があるのかも微妙なMt.レディ、ギャングオルカ、虎…そしてベストジーニスト。彼に、オール・フォー・ワンは賞賛の拍手を送る。
「さすがNo.4!!ベストジーニスト!!僕は全員消し飛ばしたつもりだったんだ!!皆の衣服を操り、瞬時に端へ寄せた！判断力・技術…並の神経じゃない！」
最期の力を振り絞って、攻撃しようとしたベストジーニストをあっさりと倒してしまったオール・フォー・ワン。
辛うじて、低く残ったコンクリートの壁一枚の向こう側。そこで、轟達は、身じろぎ一つ取れずにいた。
全身から滴る汗。
異常なまでに脈を打つ鼓動。
口を開けば泣き叫んでしまいそうになる緊張感。
身体が動かせなくて、状況も分からなくて。息をすることさえ忘れてしまいそうな、そんな空気の中。
「ゲッホ!!くっせぇぇ…んっじゃこりゃあ!!」
「うぇぇ…食べたもの吐きそ、おえ…」
それをぶち壊すように、黒くてドロドロした液体を吐きだしながら、何処からともなくAと爆豪が現れた。Aに至っては、ゲロインにならないよう、必死で口元を抑えている。
因みに、彼女はまだおぶられたままだ。
「(爆豪!!)」
「(かっちゃん!!!!)」
「(…A!!!」
その声を聞いた瞬間、緑谷、轟、切島の顔色が変わる。
ーー直後、他の
「また失敗したね、弔。でも決してめげてはいけないよ。またやり直せばいい。こうして仲間も取り返した。この子たちもね…君が「大切なコマ」だと判断したからだ。いくらでもやり直せ。その為に、僕がいるんだよ」
そうして、オール・フォー・ワンは、死柄木に優しく、そっと手を差し伸べる。
「全ては、君の為にある」
オール・フォー・ワン。全ては、一人の為に。
Aも、その場の空気に圧倒されてしまっていた。
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デイナン(プロフ) - 陽奈さん» ありがとうございます!! (2018年4月18日 22時) (
レス) id: a9b80007cf (このIDを非表示/違反報告)
陽奈(プロフ) - raccoonさん» リクエストありがとうございます！是非是非書かせて下さい！頑張らせていただきます！ (2018年4月18日 21時) (レス) id: a162f0b6f3 (このIDを非表示/違反報告)
陽奈(プロフ) - デイナンさん» ありがとうございます！了解です！頑張りますね！ (2018年4月18日 21時) (レス) id: a162f0b6f3 (このIDを非表示/違反報告)
raccoon(プロフ) - 上鳴峰田らへんのおちゃらけ組が夢主のお菓子を食べちゃった時の夢主の反応が見てみたいです！できればでいいので、お願いします。 (2018年4月18日 21時) (レス) id: 315772e868 (このIDを非表示/違反報告)
デイナン(プロフ) - えっと…銀さんとか総悟含めた真選組がいいですね。それより多くしても全然大丈夫ですよ!! (2018年4月18日 21時) (レス) id: a9b80007cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽奈 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ryosukehar1/
作成日時：2018年2月4日 14時
