潜入１７６日目 ページ5
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「じゃ、次行こっか」
「さっき言ってた“万事屋”か？」
「当たり〜」
Aと轟は、真選組屯所を出て、次の目的地である万事屋へと足を進めていた。
ーーと、言うのも。
＊
「話はもう一つあるんだけど。万事屋の皆にこれからこのこと話しに行こうと思ってるんだけど」
「……お前さっきの話聞いてたよな？」
「馬鹿にしてる？」
確かにオツムは良くないけど！！
流石に覚えてるわ！
「私がこっちで銀時たちの前に姿見せなきゃいけなくなったのはトシが連絡取れなくなったからでしょ。
その辺りの責任は、そっちにあると思うんだけど」
「そりゃそうだが……………あァ仕方ねェ！野郎に他に喋ったら叩っ斬るって伝えとけ」
「了解〜」
っていうか銀時が喋ったら私の首もたぶん飛ぶし。
轟や雄英の皆に会えなくなるのも嫌だしね。
＊
…とまあそんな訳で轟に説明できる限りのこの間の騒動について話して、二人は屯所を出て来たのだった。
「江戸って言うからもっと古い感じだと思ってたが…意外と進んでるんだな」
轟はビル上部のテレビジョンを見上げて呟く。
轟たちは江戸というと昔のイメージが強いので珍しいのだろう。
まあ、天人が来なければここまで発達していなかっただろうが。
「まあね。ここは天人が入ってくる為の町みたいなものだし」
「…なるほどな。天人ってあんな奴らのことか？」
そうして轟が示したのは、いつの日かのバカ王子。
Aはまだ地球にいたのか、などと思いつつ
「そうそう。あんな感じ」
と何事もなく頷いた。
そうして歩いているうち、Aにとっては懐かしい万事屋の看板が見えて来た。
…と、同時に向こうから見慣れた3人が歩いてくるのもAの目には映る。
「A！！」
うち一人、銀髪天然パーマの男…銀時が叫びながらすっ飛んでくる。
そして乱暴にAの胸ぐらを掴んだ。
「…てめー、今まで何してやがった！！あの後もすぐ消えやがって……！！」
「A！帰ってきたアルカ！」 「Aさん！」
突然のことに驚きながらも轟は銀時を睨みながら軽く構えた。
後から走ってきた神楽と新八も追いつく。
Aは俯いたまま何も言わなかった。
…ーーが。
「……どのツラ下げて説教してんだァァァ！！！」
「ぶっ…」
怒号が響き、次の瞬間には銀時の顔面に拳がのめり込んでいた。
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デイナン(プロフ) - 陽奈さん» ありがとうございます!! (2018年4月18日 22時) (
レス) id: a9b80007cf (このIDを非表示/違反報告)
陽奈(プロフ) - raccoonさん» リクエストありがとうございます！是非是非書かせて下さい！頑張らせていただきます！ (2018年4月18日 21時) (レス) id: a162f0b6f3 (このIDを非表示/違反報告)
陽奈(プロフ) - デイナンさん» ありがとうございます！了解です！頑張りますね！ (2018年4月18日 21時) (レス) id: a162f0b6f3 (このIDを非表示/違反報告)
raccoon(プロフ) - 上鳴峰田らへんのおちゃらけ組が夢主のお菓子を食べちゃった時の夢主の反応が見てみたいです！できればでいいので、お願いします。 (2018年4月18日 21時) (レス) id: 315772e868 (このIDを非表示/違反報告)
デイナン(プロフ) - えっと…銀さんとか総悟含めた真選組がいいですね。それより多くしても全然大丈夫ですよ!! (2018年4月18日 21時) (レス) id: a9b80007cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽奈 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ryosukehar1/
作成日時：2018年2月4日 14時
