潜入〇日目 ページ44
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「あーーーやばいやばい結構やばい〜〜」
「オイラずっと走ってられねェよう！！」
「悪い俺が足引っ張ってる」
「いや普通に三人で逃げたら目立つしそういうの無いから！でも出来たら撒きたい」
金魚の糞とかいうレベルをとうに超えた規模の百華に、おっかけまわされている私たち。銀時たちにも会えないし、日輪も未だ見つからない。
このままではいずれ挟み撃ちで捕まってしまう。
「個性が使えりゃどうとでもなるんだが」
「轟の身に危険が迫ったら気にせず使ってほしいとこだけど、今は大丈夫。私が何とかするから任せて！」
「…！オイ、どうする気だ！」
「ちょっと足止めするだけ！二人は先行って！」
振り返って足を止めた私に倣って留まった二人に声を掛け、女達に向き直る。轟は、「…すぐに来いよ」と心配そうな顔で背を向けてくれた。
「早くあちらに回り込め!!」
「…さて、床でもぶち抜いてやりますか〜」
焦る女たちの声を受けながら、拳を強く固め、目標の床を見つめながら大きく振りかぶった時。
「ちょっと!!あともうちょっ…」突如私の鼻の中に強烈な匂いが充満した。
ーーツンと鼻の奥を刺激する、大量の血の匂い。
ドパァ、と降り注ぐ鮮血。…当然、私のものではない。目の前の、女たちだったものから注がれた…血。その凄惨な光景の奥にある、ケラケラとした軽薄な笑いと、嫌な匂い。
「こんな所で何をしてるの？」
「ひょっとして、
「な、…」
何しに来たの、というよりも先に後ろで立ち竦んでしまった二つの気配に気が付く。逃げようとしていた足を止めて、目の前の男を＿＿神威を信じられないとでも言うように、見ている。晴太に至っては、その体はガタガタと震えていた。
それの何が可笑しいのかは知らないけれど、神威は笑みを絶やさないまま、また信じられない事を言い出した。
「アリ？どうしたの？寒いの？大丈夫？…そんなに会いたいなら会わせてあげよっか？
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ユユユ - 頑張ってください！ (2018年12月31日 23時) (
レス) id: 565f07b5a9 (このIDを非表示/違反報告)
ユユユ - 大好きです！ (2018年12月31日 23時) (レス) id: 565f07b5a9 (このIDを非表示/違反報告)
にんじん(プロフ) - これからも頑張って下さい！ (2018年9月9日 0時) (レス) id: 7151c9dc13 (このIDを非表示/違反報告)
陽奈(プロフ) - コハクさん» コメントありがとうございます！お気遣いまで本当感謝しかありません。頑張りますので、応援よろしくお願い致します！ (2018年8月19日 14時) (レス) id: 9c5936b685 (このIDを非表示/違反報告)
コハク(プロフ) - ふぉぉぉ！ついに吉原炎上篇ですね！！すごくドキドキです笑 しかし暑い日が続いているのでお身体に気を付けて、無理せず頑張ってください！！更新楽しみにしております！！ (2018年8月19日 13時) (レス) id: e8820f2209 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽奈 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ryosukehar1/
作成日時：2018年4月19日 20時
