潜入◯日目 ページ33
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side無し
ーーそして。
「なんだって！！オイラの金が使いこまれてただって！？」
新八が尋ねて来た結果、晴太が日輪に会うために預けて来たお金は、どうやら店番に使われていたという事が発覚した。
「心入れ替えてマジメに働いて金ためたってのに全部ムダだったのかよ！！」
「…ムダなんかじゃないよ。僕らちゃんと見てたよ。スリなんかしてたら恥ずかしくてお母さんに会えないって、一生懸命働く晴太くん」
怒りを声に滲ませて叫ぶ晴太に、新八は声を掛けるが、晴太は投げやりに金を地面に叩きつけた。
「そんなもん…何の意味があんだよ！！金がなきゃ…母ちゃんに…会えないんだよ。何の意味もないんだよ！！」
「意味ならあるよ」
それでも、新八は強く言う。晴太が顔を上げると、新八も、神楽も、そして轟も胸を張って立ち上がっていた。
「これで堂々とお母さんに会いに行けるだろ」
「母親に会いたいって思う気持ちは、俺にもよく分かる。どこまで協力出来るか分かんねえけど、俺も手伝う」
「元々、母ちゃんに会うのに金がいるなんておかしな話だったアル。会いたい時に会うのが親子アル」
轟も、自らの母の事を想いながら、口にした。Aを助けるという目的は変わらないが、晴太にも手を貸そうと、決めたのだった。
そして、続けて言葉を紡ぐ神楽が、地に落ちた小銭を拾い上げて、ニヤリと笑う。
「依頼金はしっかり万事屋が頂いたヨ」
「…お、お前ら、む、無理だ！！金もなしに花魁に会おうだなんて！！
「「「！！」」」
晴太の言葉は最後まで続かなかった。もし続けていたら、今頃串刺しであっただろう。
「うごォォォォ！！」
ガガガガガ、と轟音を立ててほんの数秒前まで全員が居た所に大量のクナイが突き刺さる。
「なっ…何！！」
何が起こっているのか、まだ誰も理解出来はしなかった。
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ユユユ - 頑張ってください！ (2018年12月31日 23時) (
レス) id: 565f07b5a9 (このIDを非表示/違反報告)
ユユユ - 大好きです！ (2018年12月31日 23時) (レス) id: 565f07b5a9 (このIDを非表示/違反報告)
にんじん(プロフ) - これからも頑張って下さい！ (2018年9月9日 0時) (レス) id: 7151c9dc13 (このIDを非表示/違反報告)
陽奈(プロフ) - コハクさん» コメントありがとうございます！お気遣いまで本当感謝しかありません。頑張りますので、応援よろしくお願い致します！ (2018年8月19日 14時) (レス) id: 9c5936b685 (このIDを非表示/違反報告)
コハク(プロフ) - ふぉぉぉ！ついに吉原炎上篇ですね！！すごくドキドキです笑 しかし暑い日が続いているのでお身体に気を付けて、無理せず頑張ってください！！更新楽しみにしております！！ (2018年8月19日 13時) (レス) id: e8820f2209 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽奈 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ryosukehar1/
作成日時：2018年4月19日 20時
