先生、教えて…？ R.Y

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「………おはようございます……」


『……お、おはよう…』


いつもとは違う


ぎこちない挨拶。


……違う。


こんな事は望んでない。


「『あのっ…!!』」


偶然重なる声。


『昨日、ごめんね。』


え………？


違う。


先生は悪くない。


なんで謝るの？


「先生は…悪くない…ですっ…!!

　全部、私が悪い…んです。」


泣くのを我慢しながら。


だって


私、1人だから。


あれくらいバイト頑張らなきゃ


生活していけないもん。


「……ｯ…ｸﾞｽｯ……」


あぁ、泣いちゃった……。


“泣いちゃダメだ”


そう思ってたのに。


ｷﾞｭ


急に目の前が暗くなって


それと同時にﾌﾜｯと香るいい匂い


山田先生に…包まれてる……


『…いいよ、思いっきり泣いて。』


久しぶりに感じた温もり。


「……ふぇっ……うぅ……ｸﾞｽｯ…」


私は思いっきり泣いた。


山田先生は


『…大丈夫だよ…辛いね…苦しいね…』


って言って撫でてくれた。









「…うぅ…ｸﾞｽｯ…せんせ…好きぃ……」

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