アサガオの真実 ( ym × cn ) (ページ10)

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▽ 10 cn ページ10

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'' 199359ry ''

大学の空きコマ、さっき圭人が書いてくれたメモを広げて、そこに書かれた6桁の数字と2文字を検索した
フォローは2桁、フォロワーは4桁...もうすぐ5桁になろうとしてるその数字を見て思わず声が漏れる

「すっごぉい ... 」

涼介の名前を圭人に教えた時、まるで芸能人と僕が知り合ったかのように騒いでた圭人
『涼介ってそんなに凄いの？』って聞いた僕に涼介のSNSと連載を持ってる雑誌の名前をメモに書いて教えてくれた

「山ちゃんってね、顔だけじゃなくて凄くオシャレだしかっこいいし、女の子だけじゃなくて男からも人気あるんだよ。
俺もフォローしてるんだ～、あっ、ほら、モデルの裕翔くんとの写真も載せてるじゃん。裕翔くんが専属モデルのファッション誌で山ちゃんも連載持ってるんだよ」

普段騒ぐことをしない圭人が突然凄い勢いで話し出すからびっくりしたし、涼介ってそんなに知名度ある人なんだ、確かに凄くかっこいいけど僕は知らなかったなぁって少し取り残された気分になった

山ちゃんって愛称で世間から親しまれてる涼介の事も、連載を持ってるくらい人気がある事、一般人のようで芸能人のような人だって事、圭人から沢山教えてもらって、講義のある圭人とは別れた

『俺も山ちゃんに憧れてるんだぁ』って圭人は言っていたけど、会わせてって僕にせがむ事は無かったから優しい圭人らしいなぁって思った
でも、圭人と涼介友達になって欲しいしみんなでご飯食べたりしたい
大貴に言ったら絶対いいよって言ってくれるはずだから今度言ってみよう

'' 侑李の大学何時に終わるの？俺今日車で出勤したから帰り道だしよければ乗せてくよ ''

丁度、涼介から連絡が来たから終わる時間を伝えて
僕も次の講義へと向かった

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