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『 では、授業を始めます。
今日は、カエルの解剖です。 』
『 うわ 、 まじかよ 〜 』
そんな声が教室に響く。
さら 〜 っと 説明を終えると 解剖が始まる。
このクラスは人数が少ないため、1人で実験などができる。
『 終わりました 』
しばらく経つと 1人の男子生徒が私にそういった 。
山崎 葵 。 いわゆる 天才だ。
『 じゃあ、 レポートまとめて 待ってて 』
『 わかりました 』
彼は相変わらずの無表情でまた机に向かう。
何を考えてるんだろ、と ものすごく気になる。
『 、、、 ま 、、1 、、』
ん? なんか言った?
気のせいかな?
授業終わりに、外へ出る。
あ 、 山崎くんと 弟さんか !
まだ、夏休みなのかな?
『 兄ちゃん、 今日のお昼なに? 』
『 食べていこうか 』
へぇ、 あんな顔もするんだ。
もっと 近くで見てみたい。
彼の笑顔に目を奪われていると
私の視線に気がついた彼と目が合う。
『 、、、 ///』
彼は 照れて 顔を逸らしてしまった。
可愛い !!!
なんて可愛いの !!! きゅんきゅん する!!!
心の中で パレードが 起こってるぜ!!!
『 ふ 〜 ん 』
そんな感じの私は 彼の弟の 視線に 気がついていなかった。
彼の熱いじりじりとするような視線に。
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作者名:merurum | 作成日時:2017年9月24日 21時