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知念サイド
シングルの打ち合わせのため集まる今日、朝の番組に出て直行して来た僕は、あくびを噛み殺しながら、集合場所へ向かう。
一応ノックしてからドアを開けると、既に座っている僕の大切な人。
｢おはよ、涼介早いね。｣
｢、、、｣
なんでも今朝早くに、出来るだけ早めに向かいたい、とマネージャーに連絡があったみたいで。
ただでさえ早めの集合時間なのに、早く来たいだなんて、おかしい。
｢涼介、？｣
声をかけても上の空なので、そっと隣に座り、トントン、と触れる程度に肩を叩く。
｢わ、知念。｣
｢おはよう涼介。なんか考え事？｣
やっと僕の存在に気づいた涼介に、さりげなく探りをいれてみる。
｢、、、ちねん。｣
おもむろに手を伸ばし、座っているソファの背もたれを伝って僕に触れたかと思うと、しがみつくように抱きついてくる。
滅多に頼ってくれない涼介の行動に驚き、手探りで温もりを求める姿に、鼻がツンとする。
｢りょーすけ、どうしたの？｣
｢んぅっ、、｣
じわっとお腹の辺りが湿って。
｢不安になっちゃった？｣
｢僕は、涼介と、みんなと会えるの楽しみにしてたよ。でも、涼介が悲しいと僕も悲しいよ。｣
思わず零れた涙を拭いながら、平成を装って声をかける。
｢俺がっ、奪った、｣
｢ん？なにを？｣
｢ダンス。｣
虚を突かれてしまった。
そんなこと思ってたなんて、知らなくて。
返す言葉を考えていた時、
｢おはよ！あれ、知念？｣
｢どしたのちねん？｣
｢知念、｣
僕が泣いてることもバレバレ。
ただじゃれているだけでは無さそうな雰囲気に困惑気味の裕翔、いのちゃん、雄也。
やっと、僕のどこかへ行ってしまっていた理性が戻ってくる。
まずは、涼介だ。
｢涼介、僕達がそんなこと思うわけないでしょ？｣
｢涼介はずっとJUMPを支えてくれてるじゃん。｣
｢ぐずっ、、、、ケホッ、、ひっく、、、｣
ずっとぐずぐずな涼介の背中を規則的に叩いていると、急に静かになって、重くなる体。
｢やまだ寝ちゃった。｣
｢そのままだとやま苦しいよね、知念足大丈夫？クッションにやまごろんってさせちゃおうか。｣
｢僕の膝でいいよ。｣
自分の涙を拭いながら言うと、スっと雄也が僕にしがみついている涼介の手を解いて体勢を変える。
膝に乗っかる涙の跡が残る涼介の顔を見て、再度潤んだ瞳で天井を見上げた。
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あすみ(プロフ) - ゆでたまごさん» 急いで直させて頂きました…！メンバーを欠けさせるという最低な行為…(・・;)気づけて良かったです、指摘して下さってありがとうございました(T T) (2020年9月6日 0時) (
レス) id: d4de4d3e86 (このIDを非表示/違反報告)
ゆでたまご - あれ、2回送っちゃてました笑再びすいません← (2020年9月5日 23時) (レス) id: 04055ed816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆでたまご - すいません誤字です←岡本さんです失礼しました (2020年9月5日 23時) (レス) id: 04055ed816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆでたまご - すいません誤字です←岡本さんです失礼しました (2020年9月5日 23時) (レス) id: 04055ed816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆでたまご - あ、あの、、ストレスの3ページ目、岡元さんの台詞の中に高木氏がいないんですけれど‥笑 (2020年9月5日 23時) (レス) id: 04055ed816 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あすみ | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/asumi_ry
作成日時：2020年2月15日 17時
