アナフィラキシーショック【やまたか様 リク】 ※第1弾からの続きです ページ2
山田サイド
｢こんにちは。皆さんお揃いで笑。｣
｢よろしくお願いします！｣
｢すみません、大人数で押しかけて。｣
｢検査結果の話する前に、この前の症状、詳しく聞いていい？｣
｢あーあの時は、、、｣
------------------
チャーハンを食べ始めて、10分くらいかな。
美味しかったのに、箸が止まってしまった。
体のかゆみを感じて、ふとモニターを見ると、いつもより白い顔に、腫れた唇。
｢、、ふぅ。｣
チャーハンがさげられ、杏仁豆腐が出されて。
これは、カニを使う食べ物と同じ製造ラインだから、と説明されてたけど、チャーハンは大丈夫なはずでしょ。
それでも明らかに不調を訴える自分の体が、焦燥感を煽る。
｢っはぁ、、、ふぅっ、けほっ、｣
なるべく目立たないように深呼吸をしながらも、息苦しさからは解放されなくて。
｢山田、これ美味いよー食べないの？｣
そんな時、声をかけてくれて。
｢っ、、ふぅ、、｣
｢山田？｣
あいにく息を整えるのに必死だった俺は、食べれねーよ、とは反応出来ず。
俺の異変に気づいてくれた雄也に縋ってしまう。
｢おい、山田だいじょ、｣
｢ひゅっ、ゆうゃ、、なんかっ、、いき、くるしっ、、｣
雄也がダブって見えて、力が入らなくなった体は、意図せず雄也へと倒れかかってしまう。
｢ちょっ！？おい山田、しっかりしろ！！1回止めて！救急車！！｣
雄也がなにやら叫ぶ声が聞こえる。
｢ごほげほっ、はぁっ、はっ、ひゅっ、、｣
騒然としている現場で、寝かされて、なんか体いじられてたのは覚えてる。
そしたらぼやけた大ちゃんが、先がオレンジの筒を持ってる事が分かって。
｢山田、自分で打てる？｣
楽になりたい一心で頷き、自らエピペンを打って、、、
----------------
｢そっから記憶無いや。｣
｢そっか。まあもっと回復にかかるケースもあるし、最悪の事態って訳では無いけど、周りにも気をつけてもらってね。｣
｢はい。｣
｢なんで、｣
雄也の低い声が響く。
｢そんな思いして…なんで、あんな簡単に許したの。｣
━━━━━
次でラストです長くてすみません！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 397人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「短編集」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あすみ(プロフ) - ゆでたまごさん» 急いで直させて頂きました…！メンバーを欠けさせるという最低な行為…(・・;)気づけて良かったです、指摘して下さってありがとうございました(T T) (2020年9月6日 0時) (
レス) id: d4de4d3e86 (このIDを非表示/違反報告)
ゆでたまご - あれ、2回送っちゃてました笑再びすいません← (2020年9月5日 23時) (レス) id: 04055ed816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆでたまご - すいません誤字です←岡本さんです失礼しました (2020年9月5日 23時) (レス) id: 04055ed816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆでたまご - すいません誤字です←岡本さんです失礼しました (2020年9月5日 23時) (レス) id: 04055ed816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆでたまご - あ、あの、、ストレスの3ページ目、岡元さんの台詞の中に高木氏がいないんですけれど‥笑 (2020年9月5日 23時) (レス) id: 04055ed816 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あすみ | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/asumi_ry
作成日時：2020年2月15日 17時
