無理すんなよ、

アナフィラキシーショック【やまたか様 リク】 ページ43

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高木サイド





｢まあこんなもんでいっか。｣


｢あーこれ30回目くらいだよ聞かれんの。｣


｢そんなエピソード豊富な生活してないんだけど。｣




今は、メンバー全員で楽屋にいる。


なのに、珍しく楽屋が静かなのは、これのせい。




｢もう局内で使い回してくんねーかな、｣


｢局内だけで番組は完成しないでしょ笑、これも仕事！てか俺らのためでもあるんだから。｣




そう、来月の収録の時、スタジオで食べ物が出てくるみたいで、全員番組からのアンケートを書いてるの。


ついでにシングルのプロモーション用のアンケートなんかがマネージャーから送られてきて、絶賛回答中です。


同じような質問ばっかなんだから、もう今までされてきた質問を共有して欲しい笑




｢でも、山田も思うでしょ？今まで何回書いてきたんだろーとか｣


｢そりゃね？笑｣


｢ま、それでもお仕事だもんねー？｣


｢ちゃん、それしっかり書いて。特に無し、なんて書いたらスタッフさん困るよ笑｣


｢え、大ちゃんこそ好きな食べ物オムライスって、キャラなんでしょ？｣


｢ちげーわ！｣




ちょっと真面目にお仕事してたと思ったら、すぐこれだ笑


まあみんなが笑ってるから、いいんだけどさ。




いつも通り騒がしくなった楽屋で、ずっと隣で手を動かしている山田に話しかける。




｢来月の、ほぼ中華なんでしょ？俺らも意識しとくね。｣


｢ありがと。まあいつも、除去にしてくれるか離れた席に座るようにしてくれたりとかしてくれるから、俺はほぼ何もしないけど笑｣


｢ははっ、それもそうか。｣




と話し、程なくして、スタジオへ集合お願いしますーと声がかかる。




｢あ、来月用のアンケートは、僕が回収します、！！｣




見たことない人だな、新人さんかなーなんて思いながらも、紙を渡していくみんなに続いた。




その流れで喋りながらスタジオに向かい、本日分の収録が始まった。




━━━この時は、1ヶ月後に起こる事故の発端がこの紙だなんて、知る由もない。





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短めすみません(._.)

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