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31 .Sinji ページ32
「麻也ぁ〜おきやぁ〜」
ってなんでやねんっ!!
彼女はともかく なんで こんなでっかい顔もでっかい声もでっかい男を一生懸命起こさなあかんねん!!
『そーゆー時はね こーするんだよ』
助手席から降りて後部座席の戸を開けた彼女が持ってたのはビリビリペンってやつ
なんでそんなん持ってるんかは分からんけどな？
麻也がこうなるんを分かってたんかもしれへんし...
昨日嫌な空気にした俺に復讐するためやったかもしれへん....(ひゃぁっ怖.....っ
そのビリビリペンを麻也の頬に思いっきり押し付けてるから面白い
絶叫しながら飛び起きて 頭を車の天井にぶつけてるところとか
おもろい。
『ほらね、言ったでしょ？』
自慢げに言う彼女
いや、笑ってあげようよ？ (笑)
『あと、 私そこまでツボ浅くないから 笑わないからね？』
また思ってたことを口に出してたのか...彼女に注意される
麻也は俺にお礼を言うて 彼女を追いかけて行った
展望台できゃあきゃあ言うたり
ちょっとSっ気のある発言をしたり
ツボが浅くないと言ったり
彼女が何もんなんか余計わからんよーなったけど
俺の変顔、笑ってくれたのは 嬉しかった。
頬が緩んでるのんに気づいたのはちょっと経ってから
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作者名：Sky | 作成日時：2017年7月6日 15時
