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車に揺られる感覚
麻也の運転みたいに優しくなくて
お父さんの運転みたいに荒くない
心地いい揺れだった
『んぅ....』
「妹のAだよ。ちょっとわけあって 連れていくことになった 」
遠くで聞こえる 麻也の声
あれ...? 私、ホテルで眠ったんだよね...?
それなのになんで...?
車の中にいるんだろう。
バッと起き上がると 麻也の顎に思いっきりぶつかって
おでこが悲鳴をあげた
麻「ちょっと!! 顎が割れたらどうするの!?」
『いった....麻也の顎が長いから悪いんだよ....』
とりあえず言い返しておく。
すると前から 青い ものが渡された
「それ、殴ったら冷たくなるヤツ」
運転席にいるのが誰かは...置いといて
それを受け取った
確かに、殴ると冷たくなるみたい.....
一生懸命殴るけどなかなか冷たくならない。
麻「ウッチーもこんなの持ってるんだねっ！」
「...奈々子がくれただけ。」
って ねぇ これ冷たくならないんだけどぉ!!
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作者名：Sky | 作成日時：2017年7月6日 15時
