異端者たちのPromise...。

3人目の住人 ページ7

hk side





「ふぁぁぁぁ〜」




男にしては少し高めのトーン。


俺らの目線より少し高いくらいの背。


って言っても俺らは座ってるから、
俺らが座った時の目線ね。





「おはよ、宏太にひか」




そうやって入ってきたのは、ここに住んでる人の中で1番可愛がられて、1番子供に見えるやつ。



『知念 侑李』





なんて言うか、名前からも可愛さが伺えんだろ？






知念はいつも薮の10分後に起きてくる。


確かにここのやつらはみんな行動パターンはバラバラだけど、日常的な面は常に一定。





「おはよう、知念」



薮「おはよ」







俺達がそういうと、知念はピンク色の歯ブラシをもって洗面台へ向かう。




少し寝ぼけてるんだろうな。



目がまだちゃんと開ききってないし、
何よりいつもの知念は

ああ言うとこう言う

的な面があるからね 笑








知「あ、そういえばさっき大貴の部屋から奇声聞こえたんだけど」





「うわ、マジか」



薮「今日は大ちゃん機嫌いいんだ」









なぜこんな結論になるのか。


それは後々詳しいこと話すけど、とりあえず今は、



『朝から奇声を発した大ちゃんは、一日変になる』



ってことだけ覚いといてな。









って言っても、元々おかしいんだけど。



大ちゃんだけは....笑笑

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