陣痛 ページ35
慧「涼介絶対死なないでね!?」
涼「イタタッ死なないよッw」
先生「子 宮 口1センチしかまだ空いてないねー、もう少し待ってみようか」
え!?待つ!?え?陣痛きたらすぐ産むものじゃないの!?
涼「けぇくんッいたいッ」
慧「あ、頑張れ!がんばれ!」
涼「グスッもうやだぁグスッ」
先生「おっ!子宮口結構空いてきたから分娩室行こっか!お父さんも立ち会いますよね」
慧「はい!」
あー、俺あと2時間くらいでパパになるのかー!
涼介4か月前は少ししか出てなかった胸もめっちゃめっちゃ大きくなってほんとに見た目は女の子状態 いいお母さんになりますよww
涼「痛いッ痛いッ」
慧「がんばれ!そろそろ生まれるはず!」
先生「お父さんちょっと・・・」
慧「ん?先生どうしたんですか?赤ちゃんに何かあったんですか!?」
先生「んー、なんかあったというか、お腹の赤ちゃんへその緒二重巻きになってる」
慧「へ?」
先生「多分お腹の中で動き回っちゃったんだと思うんだよね」
へその緒二重巻きって・・・娘よどんな動きをしたのじゃ←
てか絶対涼介辛いやつじゃん!?
先生「もし、これ以上時間かかりそうなら帝王切開にしますいいですか?」
慧「はいっ」
涼「んー、いたっ」
慧「がんばれ!」
20分後
先生「おっ!?その調子!がんばれ!あともうちょっと!」
オギャーオギャー
慧「生まれたッ!涼介ッ!」
涼「グスッけぇくんッ」
先生「涼介くんおつかれー!元気な女の子だよー!よく頑張ったね!」
涼「ありがとね、俺らの元に来てくれて」
本当にお母さんの顔になった涼介は優しい口調で俺らの赤ちゃんに話しかけてた
涼「ほら!慧くんも抱っこしてあげなよw」
慧「うん!」
抱っこしてあげるとほんとに軽くて可愛くて
慧「君のこともママのことも俺が命懸けで守るからね」
心の底からそう思った、俺もお父さんらしくなれたってことかなw
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作者名:翠 | 作成日時:2019年5月10日 17時