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「大先生、Aの話やねんけどさ」
Aからの相談を受けて帰ったあと、今はこいつとゲームをしているところだ
「Aちゃん！？Aちゃんがなんや、事故か」
「ちゃうわ。食い気味で来んなや」
「じゃあなんや」
「へこんどったで、A」
お前に避けられてる〜ってへこむAを見て思った。だから俺はそうやって大先生に振り回されて悲しむお前が見たくない言うたやんけ、なぁA
「えっ何で？やっぱりデート楽しくなかったんかな…」
「それは楽しかったって言ってたから大丈夫やと思う。アレやアレ、避けられてるとかなんとか」
「あー…え？いやでも避けてはないんよな」
心当たりはあるらしいが、否定されてしまった。どうやら話しかけられたら返事はするらしい。普通ですやん
「あれやねん…俺のような汚れを知っている人間があんな純粋な子に近づいてええのかちょっと考えてもうてな」
「大先生きっしょ、お前そんなこと言うやつやったん？」
純粋やからこそ手を出してたあの頃の尖りどこいってん大先生、尖れや
いやでもAには尖るな、やめろ
「あかんマジでAちゃんってキレイやない？どの角度から見ても可愛ええと思うんやけど」
「何我が物顔で語ってんねんやめろや」
「ええなぁシャオちゃんはあんなに良い子の幼馴染で」
「ええやろ？羨ましいか」
「羨ましいわ」
親同士仲良くて良かったわホンマに。そこはガチで感謝しとるけど、大先生が思っとるよりそんなAは純粋ではないな……
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作者名：良質な睡眠 | 作成日時：2022年3月31日 15時
