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あれから喋って、他のゲームして…などで案外盛り上がって、少し疲れたところで解散となった。
その日から何日経っても高校生になって1番楽しかったことだと思う。まだ始まったばかりだが
ただちょっと変なのは、学校じゃあまり話しかけてくれなくなったことだ。
やっぱり、嫌われちゃったのかな
「んなことあるわけないやろ」
「だって………」
今は絶賛、シャオロンへのウジウジタイムである。教室で机を向かい合わせにしている形で。
こうやってたまに相談事を聞いてくれるから本当に憎めないのだ。
「だって
「本当に言ってる？絶対嘘だし」
「こんなんで嘘つかへんわバカ」
「じゃあなんで避けられてると思う…？」
伏せていた顔を恐る恐る上げてシャオロンに聞いてみた。別に鬱先生に嫌われたって何ともないが、あの後となるとちょっと気がかりなのである。
「好きなんやろ、Aのことが」
「…え？」
一瞬、自分の耳を疑った
「じゃあ尚更じゃない？鬱先生って女の子取っかえ引っ変えしてるんでしょ？」
「いや言われようよ…まぁそう噂されるのもしゃーないけどな？ほぼ間違ってへんし。あれやろ、一目惚れやから目ェ向けられへんのやろ、雑魚やなぁ」
「はぁ……」
よく分からないな…理解が出来ないのなら、考えなければいい！難しい話をするんじゃないぞ！！シャオロン
「仮にそうだとしても避けるのは傷つくって言っといてよ」
まあ避けられてる訳では無いんだけども。話しかけたら答えてはくれるんだけどもね？ちょっと大袈裟に盛らないと気が済まないので
「あーはいはいわかりましたよ。べつに仲良くならなくていいんじゃない？お前は俺がいるし、彼氏いらなくね」
「シャオロンは彼氏の代わりにならないし鬱先生も彼氏じゃないの！友達とギスるのは誰だっていやでしょ」
ギスるといえばそう。Aちゃんなんだが、どうやらシャオロンのことが好きらしい。
それでずっと仲良い私に嫉妬してるとのことだと。いや知らね〜
Bちゃんは変わらず仲良くしてくれてます、ありがとう
幼馴染と話さなくなるだなんて、それもまた難しい話だな
「高校生って難しいねシャオロン」
「お前くらいやわそんなんで追い込まれとるんは」
多分そうだ、私が知ってる限りは
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作者名：良質な睡眠 | 作成日時：2022年3月31日 15時
