【d!】好きんちゅには逆らえない！！【ut】 (ページ12)

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「何頼む〜？」

某ファミレスについた私たちは、席に案内されてメニュー表を広げている

「うーん…ハンバーグにしようかなとは思うけど、鬱先生は何にするの？」

シャオロンとなら何万回と来たファミレスも、あまり親しくない人とくると全く違うものに思えてくる。緊張、している

「俺も同じやつにしようかなぁ」

改めてこう見ると、本当に綺麗な顔立ちをしている。メガネで芋くさくなる人は多いがこの人はそうではない類だ

困るなぁ、正直超好みではあるのだ。ましてや物腰の柔らかい人ときた。

そりゃあモテるわな…すごいな、今まで何人彼女いたんだろう。今もいるのかな？

「うん、どうしたん？ずっと俺のこと見ちゃって」

もしかして惚れちゃった？などとからかって来たので否定をする

「幼馴染の周りにはイケメンが多いなぁって思っただけだけど」

そう答えると、鬱先生はちぇ、と口先を尖らせて呼び出しボタンを押した

「まぁでも、Aちゃんにカッコイイって思ってもらてるんならめっちゃ嬉しいわ」

なんて、優しい顔で頬杖をつきながら言ってきた

ずるすぎる、何だこの人