低身長物語

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ar side

「よいしょっと」



山田をベッドに寝かせて、洗面器やら体温計やらを準備した。




顔は相変わらず青白いけど、一応寝られてはいるようで。




「一応枕にタオル巻いとくか」











その後慣れない手つきで光くん伝授のおかゆを作った。
ちょっと焦げたのは内緒…










「山田〜？おかゆ作ったけど食べれそう？」





ym「んっ…大ちゃ、」




山田が両手を伸ばしてきたので俺はゆっくりと山田の体を起こしてあげた。




「山田一口でも食べれそ？」





ym「お腹空いた…」




食欲はあるらしく、内心ホッとした。




「はい、あーん」




ym「ん…おいしい、」










最終的に山田は半分ほど食べてくれた。


この調子だと明日には回復してるかな？





「山田、薬飲める？」





ym「やっ…」





「でも飲まないとキツいの取れないよ？治ったらイチゴのいっぱいのったパフェ奢ってあげるから!頑張って!」






ym「………わかった…がんばる、」




山田は不味そうな顔をしながらも薬を飲んでくれた。













片付けが終わって部屋に戻ると、山田はまた眠りについていた。




「俺も少し疲れたし仮眠でもとるか〜」




俺の意識はすぐに夢の中へ入っていった。

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