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宮近「意外と女の子の部屋じゃん」
海人「へー案外綺麗なんだね」
部屋に入るなり失礼なことを言うちゃかと海人
「もう!やるよー」
テーブルを引っ張り出してきてノートを広げる。
わからないところはちょっと頭のいいちゃかに教えてもらう。
海人「あーだめ。1回休憩しよ」
集中力が切れたのか海人はベッドに横になる。
「休憩するほど勉強してないじゃん」
宮近「てか1ページも進んでなくね?」
全くもって真っ白の海人ノート。
海人「なんか今日は勉強の気分じゃないみたい。勉強やめよ。」
…いつでも勉強の気分じゃなさそうだけどって思ったけど言わなかった。
海人「てか、閑也くんとAちゃんって付き合ってんの?」
「さすがに中学生は犯罪でしょ笑」
私の2つ上の閑也と私の2つ下のAは高3と中2だよ?
ありえないでしょ、って笑って答える。
「兄妹みたいなもんだよ。じゃなかったら問題!私のAになにすんの!って出禁だよ」
宮近「ふっ、こわいねーちゃん」
いやほんとだよ!って笑いながらも
2人が付き合うなんてありえないって
半分、自分に言い聞かせながら。
だから安心してる海人に気づいてなかった
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作者名:りり。 | 作成日時:2021年6月20日 22時