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奈緒「実はねー私結婚すんのー」


連絡先を交換してすぐの金曜日、居酒屋で待ち合わせをして2人でサシ飲み。


かと思ったらいきなりの発言。


「は?お前旦那になる人に何も言われないわけ???」


結婚前の女が男と飲みに行くって怒られないのか?


なんて言うと


奈緒「実はバレたらやばい」

とか言ってる。じゃあダメじゃん。何で飲みに誘うんだよ。


とか思ってたらスマホをいじって彼氏の写真を見せてくる。


奈緒「覚えてるー?まつくがさ、1回家に来たことあんじゃん?あの時Aと一緒にいた男。そいつ」



あはは妹から男取ったのー

ってちょっとヘラヘラしてる奈緒。


なに、修羅場?

奈緒「…本当はね、フリのつもりだったんだよ?


けど今じゃ私の方が好きだしあっちも好きでいてくれてるかなー?」


なんて意味がわからないことを言う奈緒


「酔っ払って何言ってるかわかんねーけどノロケ話とかいらないから笑」


奈緒「だってかいととAが腹違いの兄妹だって言うんだもん。」


え?一瞬で真顔になる。


「俺、それお前に言ったことあったっけ?」


奈緒「はー?なになに?まつくから聞くわけないじゃん。かいとの腹違いの妹がAって」


何言っちゃってんの?


ってビールを飲みながら俺の顔を訝しげに見る奈緒。


「だって俺の腹違いの妹がAって。」


奈緒「違うってまつくの話してないよ。」


「いや、俺の話じゃん。

奈緒知ってたの?俺とAが腹違いの兄妹だって。」



奈緒の顔が一気に真顔になっていった

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作者名:りり。 | 作成日時:2021年6月20日 22時

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