GUILTY (ページ36)

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七五三掛さんのお店を出てスマホを開くと宮近先輩から不在着信があった。

なんだろう。
けど今は電話をする気分じゃない。

そのまま宮近先輩への折り返しはせず、家へと帰ることにした。

家に着いて鍵を回そうとしたら鍵があいてて。

また閑也？って思って家の中に入った。

｢ただいま｣

閑也｢おかえり。意外と遅かったね｣

｢…びっくり。来るなら来るって言ってよね｣

閑也｢ごめんごめん。ちょっとしたサプライズ笑｣

｢サプライズなの私に言っていいの？笑｣

なんて笑ってたら

閑也｢てかA出掛けるから着替えて。｣

って閑也が言うので着替えて少し化粧を直す。

｢てか私が講習会の後友達とかと予定あってそのまま出掛けるとか思わないわけ？？？｣

閑也｢それはないね。お前友達いないじゃん笑。それに行くとしても1回帰って来ると思ったし。｣

なんていくらなんでも誕生日の人に言うセリフじゃなくない？
って思いながらもその通りすぎて何も言い返せなかった。

ちょっとムカついた。