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暇そうだった俺達の後輩を誘い、途中で拾ってボウリング場までやってきた。
「虫眼鏡さんだけ入んないっす……」
カメラを構える後輩は閉口しててつやに助けを求める。低身長のざわくん以外が170以上あるし、全員を映すにはこの身長差は初心者に厳しい画角だよな。
「じゃあ3人で来てるていでやる？」
てつやがざわくんの前に仁王立ちすれば、
「何、結局僕は東海オンエアにいらない存在なの？ Aちゃんは必要な存在だって？ チビブスに厳しい世界なんておかしいぞ！！！」
ざわくんはてつやの背中をグーでボコボコ叩いている。
「ふふふっ」
「何で笑うの！ 認められたから高みの見物か！！！」
「ごめんって！！」
デジャブを目の当たりにしながら時計を見ると、もう11時を指そうとしている。ダメだ、だべって時間がとられていってる。明日の体力が持たん。
「ほら早くやろ！ 撮影するよ！」
「はーい」
こうして左からてつや、A、虫さん、俺の並びで立つ。クスクス笑いながらも俺らがいる場所だけは空気感が変わって、撮影モードが漂い始めた。
ボウリングに特に積極的だったてつやとAの指揮の下、後輩は録画ボタンを押した。
「はい、早速ボウリング場へやって来ました！後輩に手伝ってもらいつつ、 4人連続ストライク取るまで帰れませんやっていきましょう！ 」
「もし3人連続でストライクできて、最後の人が外したらその人はもう罰ゲームです！」
「ちなみに罰ゲームはこれで決めます！」
てつやが取り出したのは罰ゲームトランプハード編なるもの。箱を裏返すと入っているカードの項目が書かれている。
「芸能人のモノマネ、ベロ出しウインクとかね、逆につらい！」
「リーチで外した人は罰ゲームなんで、緊張感持ってやっていきましょう！」
「うん！ それでは行きましょう！ スタート！！」
1投目はてつや。フォームがキレイで慣れたようにボールを転がす。真ん中に当たったものの、1ピンだけ残った。
「……へへっ」
てつやは可愛こぶって首を傾げた。
2投目は虫さん。こちらも手馴れたように助走をつけて転がしていく。ほんの少しだけ左に寄ったものの、レーンの真ん中に軌道修正する。
「いいぞ！」
そして見事にピンが倒れた。このゲーム最初のストライク！
皆が駆け寄ってハイタッチした。
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あおやなぎ(プロフ) - みぃさん» ありがとうございます！ MIYAVIさんのギターと元の動画を見た時に書きたいと思った自己満です^^; 楽しめていただけたなら嬉しいです(^^) (2019年4月14日 9時) (
レス) id: c05e59e944 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - MIYAVIさんファンとしてはプチMIYAVI選手権楽しかったです！ (2019年4月12日 23時) (レス) id: b1b76353f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおやなぎ
| 作成日時：2019年3月21日 22時
