帰る電話 ページ22
“ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ” “ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ” “ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ”
画面にジミンの文字
「はいはーい」
JM「ヌナ達早く空港出て！やな予感するよ！」
「分かったすぐ出る！」
かの「すぐ出てって？行こう」
数人のファンの子達が指を指しながら何か言ってるけど…
2人で出口に向かって走った
タクシーに荷物を積み無事に空港を出た…
かの「危なかったね…何人かに付けられてる様な気がしたよ」
「ちょっと怖かったけど」
かの「こっちでどこかに出かけたりしてるの？」
「ユンギと市場に行って…あとは近所のスーパーマーケットだけかな？」
かの「また、迷子になってもみんな大変だもんね」
「あーそういう事で私はマーケットしか行ってないのかな？あはっ」
かの「まーみんなの心配がまた増えてしまうからその位でいいんじゃない？」
「そうだけど…」
かの「わー漢江が綺麗だぁぁー♪♪見てライトアップしてる!!」
「…かの…その人差し指の指輪と薬指の指輪…もしかしてグクから？」
かの「そうなんだよ…これも飛行機に乗る前に」
かの「上着！帽子 !サングラス！指輪!!!みたいにパパパッと」
「その指輪最近ずっとグクの首のネックレスに付いてたからさ…かのに渡そうと思ってたんだね…でも2個？しかも金と銀色…」
かの「グクに洋服返しながら聞いて見ようと思ってる」
「ケンカしないでね…あと10日楽しく過ごそう♪♪」
かの「了解〜」
マンションの前にはまだファンの子達が
彼たちの帰りを待っていて…
その様子を見ながら私たちのタクシーは地下駐車場へと入ってもらった…
エレベーターで最上階まで上がり…
バンタン家の隣のドアを開けた…
かの「また来ると思わなかったなぁ…」
私と同じことを言い…
“ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ” “ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ” “ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ”
かの「はい？もしもし？」
かの「うん着いた…あと1時間後に着くの？」
かの「そうこっちの部屋…うん分かった伝えるね」
「誰？」
かの「グク…あと1時間に帰るからって…ちょっと笑ってた…わ」
「嬉しいんでしょう〜帰るって電話も帰ればかのが居ることもね」
かの「複雑だなぁ〜」
そう言いながら かのはバスルームに…
私は、お酒の用意をした…
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作者名：mon | 作成日時：2022年8月4日 1時
