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辞めるの？ ページ9
部屋を出たら、ドア越しに高橋さんと目が合い
何やらまた“ごめんっ”な感じで手を合わせている。
私が“ん？”と表情で返すとこっちに来いと手招きをした。
私は向かいのドアをたたいた。
“コンコン”
「失礼します」
一斉にこちらを向いた彼らに驚いていたら
高橋さんが話しかけてきた。
高「終わったの？」
「あっはい」
高「なんで辞めんだよ？」
「ちょっと休みたくなっちゃって」
辞めるな続けろ、行き詰まったか？ いやいや
決める前になんで相談しなかったんだよ すみません
そんな私たちのやり取りを彼らは首を振りながら見てた
高「やめて何するんだ」
「質問攻めですね笑 何するか迷ってます…
とりあえず2ヶ月旅行に…あははっ その後は何も考えてません 笑」
高「本当に辞めるんだな…わかっ」
「もぉぉぉーヒョーン!!!!紹介してください!!!!
いや、大丈夫 僕が自分を紹介します!!」
そう言って彼は私の前に立った
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作者名：mon | 作成日時：2022年3月26日 14時
