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抱きしめていい？ ページ29
そう言って、全員が携帯を取りだした
それに圧倒されてしまい
いつもなら絶対に教えないけど
私も携帯を……
…携……帯…??
「ない…」
“あれ？なんでだろ？”と言って探す私に
JK「ヌナ大丈夫？荷物持ってようか？」
「いい？ありがとう…ごめんね///」
YG「無理しないで」
とまた気を遣われて焦りだし
「ちがっ…忘れてきた？どこに？ えーなんでだろ…」
バックの中を探しても…ない…
RM「ヌナ…無理しないで…」
また言われてしまった
誰か一人笑ってるのを感じながら
「無理なんてしてないんだけど…番号なら言える!!」
“080-〇〇〇〇-〇〇〇〇” 言い切った
JK「ヌナ…携帯探してるよね」
彼の言葉に全員が視線を向けると
「そうだよ…？でもないんだよ…」
JK「……ククククっ…ヌナ〜可愛い〜抱きしめていい？」
「なに？…だっ…いい訳ないでしょ」
JK「ヌナの携帯これ？ ククククっ」…
えーーー！！
みんな驚いてるけど1番驚いてるのは私!!
「な…なんで持ってるの？」
JK「さっき渡されてククククっ」
その言葉にめちゃくちゃみんな笑ってる…
「誰に？」
JK「ヌナに」
「えーもぉー」そう言ってガッカリする私に
JM「電話してもいい？」
無邪気な彼
「電話してもいいとは思えない///」
その言葉にみんな笑いだした
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作者名：mon | 作成日時：2022年3月26日 14時
