感じたかっただけ ページ9
YG「なに?」
はぁ〜……何って
ユンギ…なにも気にしてなかった…
「ユンギ…」
YG「ん…?」
「中国に着いた日何してたの?」
YG「ホテル着いてスポンサーと食事して…」
YG「部屋で飲んでた…」
「そう」
電話くれなかった事を言いたい気持ちもある…
それは…あんな事があって心細かったから
YG「A…」
「ユンギの電話に出た女の子は誰?」
YG「ん?……」
「私が電話した時に電話に出た女の子…あの子は誰なの?」
YG「………。」
なに?すんなり出てこないね
「忘れたの?それとも言いたくないの?どっち」
YG「俺の電話に?…あぁ!エイミだ!」
「エイミ?」
YG「今回のスポンサーの娘で3年前まで事務所に居た後輩だよ」
「なんで一緒に部屋に居たの」
YG「食事の後…部屋で飲み直すことになって…エイミも一緒に飲んで…ました…」
なに?敬語?
YG「エイミは中国の大財閥の一人娘で芸能より会社を継ぐのに中国に戻ったんだ」
YG「事務所にいた時からジンヒョンの事が好きで追いかけ回してて…部屋で飲み直すことになって…みんなエイミの事可愛がってたからね…一緒に飲んだけど何も無いです」
何かあったら許せない…
「ふーんそうなんだ…分かった…色々分かった」
「電話待ってる…のメッセージは見てなかったんだね…」
「いいの別に…良いんだけど」
いつもなら連絡ないことなんて何も思わなかったと思う
「うん…いいの別に」
YG「…メッセージすぐ見てかけ直して出なくて…ジフンヒョンからのメッセージも見て」
YG「もう…電話が繋がらなかった…ごめん」
「昨日は?」
YG「えっ?」
「昨日の夜も連絡無しだったよね」
YG「0時過ぎに仕事終わってホテルに戻ってシャワーしてベットに横になってAの写真見てたら寝ちゃって…気がついたら朝…ごめん」
ごめん…ごめんって
謝って欲しいわけじゃない…
心細くどうしていいか分からない私に
その声でユンギが近くにいるって
感じたかっただけなんだよ
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作者名:mon | 作成日時:2023年3月20日 11時