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表と影 ページ4

かの「いやいや…それは普通に犯罪でしょ?」

「犯罪だよね…」

高「実家を訪ねる兄弟を訪ねる…これは普通…」

高「これを少しでも反応するとネットに拡散される」

かの「家族はみんな我慢してるの?」

高「ファンを抱きしめ宜しくねと嫌な顔をせず対応するんだよ」

かの「私出来ないかも」

高「それだけじゃない同じ飛行機のファーストクラスの隣の座席に短いスカートで座るファン…プライベートな時間を持てないそんな事ばかりだ…」

高「韓国のエンタメを支えてるのは売れない時から支えてくれているファンの人達 アイツらがここまでやってこれたのもそういう人達の支えとそれを裏切らない努力をしてきたからな…」

高「ユンギはBTSの曲をほぼ手がけてる…他のメンバーより時間が無い…一度作業し始めたら次のスケジュールまでその部屋から出てこない事が多い」

高「紺野…もう普通の人がする恋愛は出来ないぞ…ユンギを光がさす表に出す為にお前は影にならなきゃいけない…影で支えて表に出す…」

高「表のユンギはいつも同じ姿じゃないといけないんだ…影は物凄く我慢しないと表も曇る…紺野大丈夫か?」

「…はい」

高「芸能人は同じ仕事の人と付き合うのが一番落差が生じない…普通の恋愛は出来ないって事だ…得るものもあるが…失う物が多すぎる…」

「はい…」

高「何かあったらすぐに俺に言えよ…」


得るものと…

失うもの…

言われるまで考えた事なかった…

“ ピッコーン”

かの「あっ!A…携帯どんな状態?」

「えっ?何?やっちゃった!」

かの「これだもんなぁ」

「あっ!サイレントになったままだった」

かの「これじゃ…れんら…」
“プルルルルル” “プルルルルル” “プルルルルル”

画面には…

ユンギの文字…

私の胸は高鳴った…

暗くもどかしい→←序の口



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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , ユンギ   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:mon | 作成日時:2023年3月20日 11時

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