私には無いんだけど ページ11
かの「へぇ〜…!で、言わなかったの?」
「うん、言わなかった…」
かの「中国に行った日に大財閥の女が電話に出て」
かの「次の日は疲れて寝落ち…へぇ〜…」
かの「普通なら浮気を疑うよね…」
かの「Aさぁ〜もっとさ取り乱して!電話するっていったのユンギじゃんなんで電話できないの?って言っちゃって良かったんじゃん」
「途中言ってやる!って思ったんだけど…」
「今まであっちに居て連絡取れないことなんてなかったからさ」
「話しながらこういう事がこれから始まんるだって納得しちゃって」
「私も家に居てずっと連絡待ってるのは出来ないと思うし」
「だから言わないし…連絡してねとか…待ってるなんて言わなかったよ」
「お互いの本当の日常が始まるんだと思う…」
かの「ユンギ…耐えられるかな…Aって連絡マメじゃないから…ははっ」
かの「ユンギさぁ自分には連絡来るって思ってたら…結構大変よ」
「かのちょっとぉ〜名前……」
キヨミ「Aちゃん大丈夫…誰にも言わないから安心して」
かの「あぁ〜ごめんゴメン…うっかり名前…あはは」
キヨミ「あのね…今日の午前の診療が終わった位にキム・ジフンさんからお電話があってね」
キヨミ「Aちゃんの彼氏ともお話ししたのよ…」
「えっ…?」
また私には電話もないけどね…
かの「あははっ…」
キヨミ「怪我な経過とどのくらいの歩行が可能かとか…すごく心配してたよ」
心配はしてるんだろうね…
うーんでも、私には連絡無いんだよなぁ…
“プルルルルル” “プルルルルル” “プルルルルル”
かの「A!見て」
かのの携帯にユンギの文字…
「なんで?」
かの「出るよ!もしもーし!えっあーそうだったんだ…居るよ…足の消毒してもらってる…分かったするよ!はいどうぞ!」
「なに?」
かの「ビデオ通話になってるから」
そう言って携帯を渡され…
ビデオ通話が始まった…
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作者名:mon | 作成日時:2023年3月20日 11時