請求書 ページ2
かの「遅かったね…A大丈夫？」
「かの待っててくれたの？ごめんね…」
「きよみちゃん！お久しぶりです！」
ｷﾖﾐ「Aちゃん大丈夫？部屋に戻る前に足を見せてもらおうと思って待ってたの」
「お忙しいのにすみません」
高「紺野…こちらは…？」
「あっ隣の病院の先生で私たちの憧れのきよみ先生です」
ｷﾖﾐ「初めまして隣でクリニックをしております 橘きよみと申します」
高「あぁ…はいっ…あー…あははっ」
かの「あははっ高橋さん！もしかして？きよみ先生が超絶美人だから緊張してる？うはは」
高「かの〜からかうなよ！えー紺野の元上司の高橋と申します…紺野をよろしくお願い致します」
ｷﾖﾐ「あっはい…うふふっでは診察室へ…」
かの「A…彼たち今、中国を出国したみたいよ」
そうなんだ…かのにはジョングクから連絡来たのかな…
「そうなんだね…」
かの「電話は？」
「ない」
かの「え？嘘でしょ」
「いいの…気にしない事にしてるから」
高「……。」
ｷﾖﾐ「どうぞ〜Aちゃん…韓国の先生からカルテ送って貰ってて抜糸も済んでて足の裏もいい状態だから…消毒だけしてれば治ると思う…」
ｷﾖﾐ「まだ歩く事を無理しないでね…もう少しだけ松葉杖ね」
「はい」
ｷﾖﾐ「明日の夕方の診療が終わったら、私がAちゃんの家に行くから来なくて良いからね」
「助かります」
高「きよみ先生…紺野の診療代はこちらに請求してください」
「高橋さん！自分で払えます！」
高「俺もアイツに言われてる訳だ…素直に甘えろ！」
はぁ？何？私に電話なしなのに？高橋さんには電話できるんだ…
「きよみちゃん…請求は私にしてください！」
ｷﾖﾐ「あら…あははっAちゃん実はね…韓国のキム・ジフンさんからお電話頂いてるのよ…なので高橋さんにご請求書させて頂きますね」
高「では…私の連絡先をお渡ししておきますね」
なんか腑に落ちない…
何の連絡もないのに彼氏感出しちゃってさ…
私に連絡してよ…
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作者名：mon | 作成日時：2023年3月20日 11時
