美 少年のたんぽぽ

〃（さとむら） ページ40

「テーマは龍我くん行きつけのバーによく居る女性」



「もっとお互い見つめあって……運命の出会いって感じね〜」



佐藤「なんか照れるね」



『仕事。集中してパパッと終わらせるの』



佐藤「はーい」



「じゃあ、今龍我くんとAちゃんの間席空いてると思うけど、龍我くんがAちゃんの隣の席引いて、ここいいですか？って聞いてる感じ」


「うんうん、いいね」


「2人の視線もっとバチバチに絡めて〜」


佐藤「Aさ」


『ん？』


佐藤「こんな胸元開いた服着てさ」


『え、なに？』


佐藤「俺のこと誘ってんの」


『え、ちょ、これは………』


「いいね！今の良い！！龍我くん、ささやきナイスだよ〜！じゃ、このカットは終了！(名前ちゃんは青のドレスに着替えてメイクと髪型も変えてもらって、準備できたら那須くんと来てね」


『わかりました』


佐藤「ありがとうございました！」



『ちょっと龍我！今の………』


佐藤「ん〜？何のこと？あ！写真撮ろ、A」


『え、ちょ！』


佐藤「はい！チーズ」


『ねぇ龍我！』


佐藤「良いの撮れた！」


『ちょっと！！！』


佐藤「そろそろ黙らないと唇奪っちゃうよ？」


『なっ…//』


佐藤「ほら早く行っといで」

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