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『颯ちゃん今日はいつ帰るん？』
「ヴァサ来たら帰るよ」
『明日の朝ってこと？』
「そーそー！あれ？明日学校？」
『うん。普通にあるよ』
「なら送ってあげる！」
『いや、怖いし大丈夫』
「えーなんでよいいじゃーん」
『湧ちゃんと光成と竜生とひでくんの運転以外乗らないって決めてるの』
「えぇ…」
「うっちー諦めな。私の運転も乗るの渋るから」
「りなのは乗りたくないよね、荒いから」
「いい勝負やし」
「ええ？！あんな荒くない！！」
『荒くないけどなんか怖いの』
「ひどいよぉ」
「まぁいいからお風呂沸いたし入ってき」
『はーい』
「ねぇりな」
「ん？」
「言うの？黒ちゃんのこと」
「、うん。もう17やし、ただ、やっぱ心配」
「大丈夫だよ。俺らがいるから。ね？」
「…ありがとう。ほんと頼もしい」
「いーのいーの。俺らはAのパパだから」
「私だけやったら今頃どーなってたか」
「りなだけでも十分子育てできたはずだよ。でも、俺らに頼ってくれてよかった」
「精神的に絶対キツかったからね」
「それはそうだよね」
「ほんとありがとう」
「いいよ」
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作者名：クノイチ | 作成日時：2022年11月19日 17時
