私のパパは8人？！ (ページ32)

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『ねーしょまくん』

「ん〜？」

『ちっちゃい頃みたいにとんとんして？』

「いーよ。Aは甘えん坊だね」

『しょまくんやからね』

「昔話でもする？」

『聞きたい』

「いーよー。Aね、赤ちゃんの頃ずーっと寝てたの、りなもパパも不安になるぐらい。でもね、うっちーと湧が来た時は絶対起きるし、抱っこしても泣き喚いて。逆に檜山とかあじとか、まぁたまに俺？が抱っこしたら絶対笑うんだよ。もうさ、マジで天使だった。まぁパパには負けるけどね」

『パパってどんな人？』

「あんね、めっちゃ優しくて、めっちゃ頼もしくて、めっちゃ明るくて、Aとりなのことめっちゃ愛してる人」

『ふーん、いい人やったんや』

「うん。めっちゃいい人だよ。俺大好き」

『ならよかった。んじゃ寝るね』

「ん。おやすみ。いい夢見てね」

「ひらつ〜」

「ねぇうっちー自分がしたことわかってる？」

「……はい」

「出禁ね」

「でもあじと檜山からはなんも言われてないよ？！」

「まだ言ってないからね。言ったらめっちゃ怒られることなるけど、言ってほしい？」

「ううん。ちゃんと出禁します」