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「ふー。じゃ、行こっか」
『ねぇひでくん』
「ん？」
『あの人私のパパのおばあちゃん？』
「そうだよ」
『誰にも似てなかった』
「じゃあそういうことかな？」
『でもこの人には似てる』
「え？！誰」
『この写真の人』
「……あぁ。昔の写真だね」
『何？同級生？』
「んーん。俺らのグループ。少年忍者だよ」
『え？こんな人数多くないやん』
「……色々あってね。減らされちゃった」
『……そやったん。ごめん』
「なんで謝んの。Aには関係ない話だから。で、誰に似てるって？おばあちゃん」
『この人』
「あー、黒ちゃんか。確かに似てたね」
『………心なしか顔の下半身私に似てる』
「気のせいじゃない？出すよ」
『あ、うん。ねね、スタバ行きたい』
「いいよ。ドライブスルーできるとこ探すね」
『ありがと』
「他ある？行きたいとこ」
『……この写真のとこ』
「ん？………みなとみらいか。人多いなぁ」笑笑
『お願い！いったん家帰って夜にまた行くのでもいいから！』
「んー、まぁそれならいいよ」
『ありがと！！』
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作者名：クノイチ | 作成日時：2022年11月19日 17時
