休憩 ページ33
怒涛の午前中が終わり、人も少なくなってきた
少なくなってきたとは言っても、絶え間なくお客は来るけど
休憩時間にみんなとラウちゃんの学年に行くことに
『ラウちゃん何してるの？』
阿｢行ってからのお楽しみってことで笑｣
岩｢阿部は知ってんでしょ？｣
阿｢うん、俺は知ってる｣
佐｢教えてくれてもいいのにね？阿部ちゃんケチ〜｣
阿｢今会えるじゃん笑｣
階段をおりてすぐのラウちゃんの教室
覗いてみると、スーツを着た男の子たち
わ、ラウちゃんも着てる
深｢ラウール足長くね笑｣
目｢あはは、やっば笑 年齢詐欺ってんだろあいつ笑｣
阿｢Aちょっと引いてんの笑｣
『だって、ラウちゃんがスーツ、』
ラ｢変かな？｣
私よりも随分高い身長に、白い肌、整った顔
似合わないわけがない
『かっこいいよ、似合ってる！』
そう言うと、パァと明るくなる表情
ラ｢やった、ホストに見える？｣
え、ホスト？
翔｢え、待って待って、ラウールたちホストやってんの？笑｣
ラ｢え、どこからどう見てもそうでしょ｣
そうなの？
岩｢あはは！A固まってんじゃん！笑｣
『ラウちゃんがホストやってるの、？』
阿｢なんで悲しそうなの笑｣
『見たらいけないもの見ちゃった感じ、』
ラ｢なんで！頑張ってるのに！｣
たしかにかっこいいけど、
ラ｢てか、Aいつもより可愛いね｣
ラウちゃんを見上げると
ラ｢可愛いアリスが1つ上の階にいるって友達から聞いてたけど、Aだったんだね｣
『朝から準備頑張っちゃった』
ラ｢うん、可愛いよ｣
岩｢なんか本物のホストみてぇ笑｣
康｢ほんまにな笑｣
深｢ラウもう少しで終わる？｣
ラ｢うん、もうちょっと｣
深｢そろそろ体育館行こうぜ｣
阿｢ミスターコンとミスコンの結果そろそろ発表だしね｣
佐｢お、今年は俺の圧勝だな｣
翔｢寝言は寝て言え｣
佐｢なんでそういうこと言うかなー！！｣
『大丈夫、さっくんかっこいいよ』
佐｢あぁ、好き｣
目｢今年は誰だろうな｣
康｢こんなかの誰かだったらええなぁ！｣
宮｢いたらお祝いしようね｣
ラ｢したい！｣
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作者名：Ryon | 作成日時：2021年4月2日 23時
