私革命 2 (ページ11)

今日:10 hit、昨日:2 hit、合計:290,696 hit

怪我ページ11

宮｢あ、薪足りないかも｣

阿｢俺行こうか？｣

『私行くよ』

阿｢え、大丈夫？先生のとこ少し遠いけど｣

『大丈夫！』

ラ｢俺も行こうか？｣

『この辺り危ないから待ってて、すぐ戻ってくるから』

こう言って私は走り出した

阿｢走ったら危ないよ！｣

なんて声が聞こえたけど、お腹すいたんだもん

ラ｢危ないから俺も行くって言ったのに、｣

阿｢しょうがないね笑Aは自分は大丈夫だって思っちゃう人だから｣

こんな会話がされてたなんて知らない

『先生、薪足りないって涼太くんが』

先｢そんなに？みんなそう言って来るんだよ～｣

ごめんなー、なんて言いながら薪くれた

先｢運べる？｣

『頑張ります』

重いな、やっぱりラウちゃんに来てもらえば良かったかな

そう思っていると、前の方にクラスの女の子

あんまり話したことがない子

下を向きながら通りすぎようとすると

｢ねぇ｣

『え？』

｢ラッキーだったね、あの9人と仲良くなれて。どんな手使ったか知らないけど｣

『えっと、』

｢消えればいいのに｣

そう言ってわたしを突き飛ばした

｢ほんっと目障り｣

そう残してどこかへ行ってしまった

『いった、』

倒れたところに不運にもあった大きめの石によって、擦り傷と言うには少し大きい怪我

履いていたジャージ、まくるんじゃなかった

そう思ったって遅い

とりあえず薪運ばなきゃ

足の痛みを我慢してみんなの元へ戻る