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『じゃあ』
目「あ、待って。」
と言って先ほど買ったものが入った袋をガサゴソとする目黒さん
目「これあげます」
『これ、アーモンドチョコ？』
目「え、好きじゃなかったですっけ？」
『好きです、笑』
目「良かった、買い物する時アーモンドチョコ見るとAさん思い出すんですよ笑
今日は隣にいたので」
最後の言葉に私の胸は小さくキュンとなる
『ありがとう、ございます』
目「帰り気をつけて」
『目黒さんこそ気をつけてくださいね？笑』
目「ははっ、そんな心配されることないですよ」
じゃあと別れて目黒さんは反対方向を歩いていく
日がすっかり沈んだ暗い道でも
後ろ姿でわかるスタイルの良さと綺麗な歩き方に
見とれてしまう
『あ、亮平待ってるんだった』
帰らなきゃと、私も歩き出した
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作者名：Ryon | 作成日時：2021年1月4日 1時
