ゆり組？いいえ、ひまわり組です 2 (ページ2)

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喧嘩したまま仕事をする

でも2人とも大人なので、仕事には持ち込まない

いつも通り仕事での話はするし、支障はない

ただ、私は1度も亮平の目を見て喋ることが出来なかった

目「Aさん？」

『ん？あ、目黒さん。なんですか？」

目「阿部ちゃんとなんかありました？」

『え、？』

目「いや、ちょっといつもと違うなって思って。違かったらごめんなさい」

『いえ、大丈夫です笑』

と答えた瞬間、視界がグラッと歪む

『っ、』

体が傾いて、落ちる感覚

でも、体が床に打ちつけられることはなかった

目「えっ、Aさん？Aさん！」

『え？あ、ごめんなさい』

目黒くんが咄嗟に支えてくれたから

目「大丈夫、ではないですよね？」

『大丈夫です、ちょっと貧血気味なだけ。よくありますから』

目「でも…。今日、これで終わりですよね？」

『はい、』

目「医務室行っててください。撮影終わったらすぐ行きますから、ね？」

『分かりました、。すみません』

目「1人で大丈夫ですか？」

『さすがに大丈夫です笑』

そう言うと、微笑んだ目黒さん

その時に、亮平が心配そうな目で見てたなんて、知らなかった