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3コール目で出たその相手
「もしもし？」
『もしもし？亮平さっき家来てくれたよね？』
亮「うん、行ったよ」
『なんでインターホン押さなかったの』
亮「寝てたら悪いなと思って」
『なんか、眠れなかった』
『ありがとね、中身みた時一瞬で分かった』
亮「だって俺そればっか買っちゃうもん、Aが居ない時も」
『世話焼きだね』
亮「まぁね。早く寝なよ」
『亮平』
亮「ん？」
『ごめんね』
亮「俺もごめん。体大丈夫？」
『もう大丈夫』
亮「早く寝なね」
『眠れない』
亮「まず布団入りなよ笑」
亮「寝るまで繋いどいてあげるから」
『ありがと』
それから15分くらい話した後、私の意識が遠のいていく
亮平の「寝たの？笑」っていう声がかすかに聞こえるけど、返事をする気力はない
完全にまぶたが閉じたあと
亮平の「おやすみ」という声は私には聞こえなかった
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作者名：Ryon | 作成日時：2021年1月4日 1時
