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「私は帰りたくない」
アオイ「…ダメだよ、婚約は決まっているんでしょ」
自分の言葉がぐさぐさ胸に刺さる。
「…そうだよね、ごめんね。急に」
アオイ「全然、そういう話も僕聞くよ。姫って言っても一人の人間だからね、感情はある。」
「ありがとう…ッッ」
アリシアは少し骨格を上げて礼を言う。
アオイ「うん…婚約者の人がいい人だといいね。顔は見たことなさそうだけど…」
「全く会ったことない両親が決めた男の人だよ。」
アオイ「そっかぁ〜」
僕が答えると数分しーんと部屋の中が静かになった。
「…ねぇ、アオイ」
アオイ「ん、ん??」
「私アオイの歌を聴きたい。」
アオイ「…もちろん。」
僕は一呼吸置いた。
そして歌を紡ぐ…大好きな歌を…
____________
___アオイ「いつの日か掴み取る私の未来-あした-へ
続いていくように」
歌い終わるとアリシアの方向を見る、
アリシアは笑顔ででもどこか泣きそうな顔をしていた。
アオイ「…アリシア…」
僕は立ち上がり一歩一歩…彼女に近づく
「…素敵な歌声…やっぱり私好き…アオイの歌声も…アオイも…」
アオイ「…僕もだよ…アリシア…」
僕はそっと彼女の方に手を乗せる。
「……」
彼女の顔は○んだ瞳で可愛いし美しくも感じた…。
「アオイ…?」
アオイ「アリシア…」
僕はそっと彼女に口付けをする。
「んッッ…あ…ッッ…」
アオイ「…アリシア…」
少し唇を離すとアリシアは物欲しそうな顔で上目遣いをする。
「…もう…1回…」
アオイ「…んッッ…」
角度を変えて何度も…何度も口付けを繰り返す。
「…ア……オイッッ…」
長い口付けを止めると今度はアリシアを抱き抱えて、ベットに下ろす。
ベットの上でも口付けを交わす。
「アオイッッ…もっ…と…」
アオイ「アリシア…ッッ」
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のん民(プロフ) - 二次創作であり、名前を借りて書いてませんか。でしたらオリジナルフラグを外しましょう。 (2017年12月3日 15時) (レス) id: e1ddb870bc (このIDを非表示/違反報告)
雪ノ宮深音(プロフ) - 実在する人物なので、オリジナルフラグを外した方がいいですよ!違反報告されます。 (2017年12月3日 12時) (携帯から) (レス) id: 665a044116 (このIDを非表示/違反報告)
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