一般人と声優さん【蒼井翔太】 (ページ23)

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時間はすぎるのは早くいい時間にもなってきて、解散することになった。

翔太「……アレ?伝票どこですか？」

カバンを持ちながら中から財布を出しお会計を済ますために周りを見渡し伝票を取ろうとしたが見当たらなかった

真守「伝票ならここ。」

そう言うマモ兄の手には伝票がぎゅっと握られていた

翔太「あ、お会計してくるので……」

真守「あ～大丈夫大丈夫。俺達が払うから。」

翔太「え？」

真守「蒼井くんの結婚祝い……でね♪」

翔太「え、でも……」

達央「気にすんな、会計してるから先出てろ。」

紘「ちゃんと割り勘しろよ～」

翔太「あ、あ……」

お財布にそんなにいれてきてなかったから有難いけど……本当にいいのかな？

「……翔太くん、行こ？」

翔太「でも……」

「先輩方に恥をかかせたらダメでしょ？」

翔太「……」

みなとは僕の手に握りすっと出口の方に歩き出した。

翔太「本当にご馳走様でした、ありがとうございます!!すいませんでした!!」

達央「もういいって笑」

真守「これで子供いましたって言われたら今度の今度こそ許さないよ～？」

翔太「大丈夫です!!いません!!」

紘「なにが大丈夫なの笑笑」

お会計を済ませた先輩方に頭を下げて全力でお礼を言った。

達央「翔太。」

翔太「はいｯ!!」

達央「周りにはあんまバラさねぇようにするし……大丈夫だ、ファンにはぜってーバレねぇようにする。」

翔太「あ……ありがとうございます!!!!」

……若干違和感が……ある……気が……まぁいいや！

やばい……泣きそうだ……。

真守「またLunaに行くね～♪」

「あ、ぜひ……!!お待ちしております!!コーヒー、サービスしますね!!」

キラキラと光る笑顔でみなとは頭を下げながら言った。

紘「帰ろーか」

真守「かいさーん」

声がかかりそこで解散となった。

僕とみなとも電車で自宅まで一緒に帰っていった。

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