一般人と声優さん【蒼井翔太】

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「……ｯｯ」






いくつもの目が私に向けられる。





非常にまずい……まずい……





「わ、私業務があるので……」





ここは逃げたら勝ちだと思う……ｯごめんね、翔太くん!!






空気に耐えられませんｯ!!晩ご飯豪華にします!!




さっさと逃げようとすると寺島さんに腕掴まれた





拓篤「待って!!」





真守「てらしーグッジョブｯ!!」





達央「ほら、翔太……携帯出せよ〜」






翔太「いや、あの……諦めてください……」






健一「なんも怪しいこととかないんやろ？ならええやん？」




達央「少し見るだけだから……なｯｯｯ」






翔太くんは鈴木さんの圧力でしぶしぶ携帯を出した。






達央「翔太、ロック解除」






翔太「はい……」





汗がブワッと出てくる……大丈夫かな……





心配になり翔太くん方に目を向けると、翔太くんの目は逃げろという目をしていた。






私は静かに頷くとそっと寺島さんに掴まれてる腕を解いて、足音も立てず、その場を……







「うわｯｯｯ!!」






去ることはできなかった()






えっと……滑りました←






派手に転んじゃった……人がひいてきてる時間帯でよかった……





恥ずかしい……





私が立ち上がろうとすると翔太くんが目の前に来て、手を引いてくれた。






「……いいの？」






翔太「うん……どうせもうバレてる。」






そう言って目を向けると写真をこちらに向けて、笑顔な鈴木さんがこちら見ていた。





その写真は結婚生活1ヶ月の時にケーキを囲んでお祝いした時の写真だった。





……いや、1ヶ月でも嬉しかったから祝ったんだ……←





写真の中のケーキに乗ってるチョコレートには祝結婚生活1ヶ月とかかれていた。






達央「翔太……説明してもらおうか。」






翔太「……はいｯ」







その場から逃げたい気持ちでいっぱいだったが、翔太くんの隣に立ち、手を掴んでいた。









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