隣にいる人物 ４ 【蒼井翔太】

125.翔太side ページ5

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翔太「おはようございます！」







僕は満面の笑みでドアを開けスタジオの中に入っていく。






既にスタジオには今日アフレコが一緒のたつ兄がいた。







達央「翔太はよー。どした笑顔で。なんかあった？」






翔太「えへへ、まぁ……。」






幸せオーラが出まくってるのかな←







達央「なんだよ。……ん？お前それ……」








たつ兄は僕の指を見ると驚いたような顔をした。







翔太「あ、気づきました？これ……おそろいなんですよ。」







達央「だからそんなに嬉しそうなのかよ。」






翔太「はい♪ついさっきお揃いのを買いに行ったんですよー！」







達央「しかもさっきかよ。……ゴールイン近いんだな。」





翔太「……あっちは乗り気じゃないみたいですけど……まぁ僕の事考えてのことですけど。」







達央「ふーん……ほんとに何もなくてゴールインだといいな。」







翔太「どういうことですか？」








達央「お前の彼女モテそうだからなーって話。」





翔太「……ｯ可愛いしモテますよね……。」







達央「まぁすんなり結婚式っていけばいいけど何かあって別れたら笑えねぇよな。」








翔太「別れませんから！！」








達央「冗談だって……お前のその感じ見てると……ないと思うがまぁ……色々と気をつけろよ。」








翔太「はい……。」








たつ兄の冗談と分かっていたが、僕は少し胸騒ぎがした。









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