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「だ、大丈夫？」
へなへなと床に座りこんだやまちゃんが急に動かなくなったから、心配になって声をかけると。
「けーと、は、おれとふたり、いや？」
「…へ？」
やまちゃんが口にしたのは、想定外の言葉。
「やまちゃん？」
「ほかの、ふたりがいなきゃ、やっぱり、つまんない…？」
さっきので完全に酔ったやまちゃんは、途切れ途切れに言葉を紡ぐ。
呂律も回っていない。
「ねぇ、けーと、おれね？
けーとが、すき。」
「、っ！」
俯いていたやまちゃんはゆっくりと顔を上げて、俺の目を真っ直ぐに見た。
お酒のせいでこんなにもとろけているけれど、その瞳はいつだって芯を持っている。
それは、やまちゃんそのものを表しているのだ。
かっこよくて、可愛くて、なんだかんだで優しくて、自分をしっかり持った人。
俺の、ずっとずっと憧れの人。
「やまちゃん。」
「っわ、けーと、」
完全に力が抜けている身体をぎゅっと抱きしめる。
やまちゃんの熱い体温が伝わってきて、俺の体温も上がる。
「俺も、やまちゃんが好きだよ。」
とっても強いけれど、すぐ壊れてしまいそうに儚い君を、守りたいと言ったら。
君はきっと、笑うだろう。
でも、そんな笑顔も愛おしいから、
やっぱり守りたいと思ってしまうんだよ。
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りょんな - なななさん» ありがとうございます！できるだけ更新していくつもりですので、また読みにいらしてください！ (2018年7月21日 22時) (
レス) id: a65994f48d (このIDを非表示/違反報告)
ななな - おかえりなさい！作品毎日欠かさず見てます！更新がんばってください(*´Д`*) (2018年7月21日 17時) (レス) id: 9722a33cb3 (このIDを非表示/違反報告)
りょんな - いのあやりんさん» ありがとうございます！1年も経っているのに覚えていてくださる方がいらっしゃってほんとに幸せ者です…。更新頑張ります！また見にいらしてくださいね♪ (2018年7月20日 23時) (レス) id: a65994f48d (このIDを非表示/違反報告)
いのあやりん(プロフ) - おかえりなさい！りょんなさんの作品大好きで、また読めるんだと思ったら嬉しくてついコメントしてしまいました(笑)更新頑張ってくださいヾ(≧▽≦)ﾉ (2018年7月20日 16時) (レス) id: 927e799c3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りょんな | 作成日時：2018年7月19日 21時
