(( WEST 短編集 ))

" Matori.H " ページ21

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今日は俺の家でAと





丈と丈の彼女で寒いからって鍋パーティー









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ほんとはせっかくの休日




2人でイチャイチャしたかったけど









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「丈くんの彼女の〇〇ちゃんがな！




4人で鍋パーティーしようって！」




ってキラキラした目でAが言ってくるから




もちろん断れなくてこの状況。









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丈は相変わらずうっさいし








せっかくのAとの時間が……









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「まーとくんっ！」









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そんなことをぼんやり考えてたら





キッチンの方からエプロンつけたAが





おいでおいでって手招きしてる









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『ん？どないしたん？』




呼ばれていくと




「まとくんここにしゃがんで」




丈たちに見えないキッチンの影に

しゃがまさせられる









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そしたらAが上から降ってきた









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「かべどん！ふふっ」









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「ドキドキした？」









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ドキドキしたもなにも




しすぎてえぐいし




ちょっと赤く染めた顔のAが




かわいくてたまらない









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『かわええなぁ』









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丈たちに見えない事をいいことに









Aのおデコにキス









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「なっ！まとくんいつもこういうの





不意打ちで上手いからむかつく」









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ちょっと不貞腐れる顔も


かわいくて









今度は唇に。









『どう？ドキドキした？』









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「まとくんのあほ！」









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さっきのキスは壁ドンの照れ隠し。









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丈「Aちゃんなんでそんな顔赤いん？」








「やって！まとくんがk…『言うな』」









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