テニスの王子様〜リョーマの相方は幼なじみでダブルスプレイヤー〜

不動峰戦 ページ28

決勝はどちらかのチームが3勝した時点で勝敗が確定し、終了となるらしい。


しかし、ペアダブルスは今年初の試みということで勝敗が決まっていても行うらしい。
何でもエキシビションのような感じらしい。
その結果は試合の結果に反映されるそうだ。


第１シード校とノーシード校、周りは第１シードである青学が圧勝だと誰もが思っていた。


ダブルス2の不二先輩と河村先輩ペアは、不動峰に押されていたのだが、途中不二先輩のトリプルカウンターの「つばめ返し」で流れを一度断ち切り、青学ペースに持ち込んだ。


しかし、河村先輩が不動峰中のバンダナをまいた石田さんの波動球という技を打ち返し、腕を負傷。
ダブルス2は、青学が棄権するという形で終わった。


A)河村先輩！腕出してください！！
リョーマ！冷却スプレーだして！それから、固定できるもの！


河村)いってぇー…


A)骨にヒビが入ってるかもしれないので、一応病院に行かれた方がいいと思います。リョーマ、タオル濡らしてきて。河村先輩、一旦ベンチへ。


河村)ごめんよ、Aちゃん…


越前)A、タオル濡らしてきたよ。


A)ありがとう、リョーマ。


濡れたタオルを受け取り冷却スプレーでタオルを冷やしてから河村先輩の腕に当て包帯などで固定。


その後、河村先輩は近くの整形外科へと足を運んでいった。


審判)ダブルス1メンバー！前へ！


審判の声と共に大石先輩と菊丸先輩がコートへ向かった。


菊丸先輩はラケットを回しながら。


そして、不動峰がとった１勝が今までの地区予選とは何か違う空気を会場に作り出していて、そんな空気の中、ダブルス1は始まった。


ダブルス1が始まって少しだった頃、雲行きが怪しくなり、雨が降り始めた。
菊丸先輩はアクロバティックな動きを良くするのでプレーに支障が出るかと少し心配されていたが、雨も味方につけるという感じでダブルス2は青学の勝ちに終わった。

不動峰戦2→←黒い軍団不動峰!!

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