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6話 ページ9

翌朝


化粧を済ませ彼が起きるのを待つが....



(来ない....まさか急に帰れるようになった帰った?

それか朝弱いから寝てる??)




部屋をノックして入ると一応存在していた


「越前くん、そろそろ起きようか」


越前「ん....今何時っスか」

「11時半」

越前「!!!ごめん、すぐ準備する」

「とりあえずこの服着てもらっていい?
テニスジャージはこっちだと目立つから」







数分後

着替えてリビングに来た彼


「ん!似合ってるね!!」

越前「どうも」


ここからはAの出番である



「髪色もまぁ、いなくはないだろうけど身バレ怖いからこの網頭に被って」


昨日、葉山から借りたウィッグを被せる


カラコンも考えたがきっと怖いよね

私も着けてあげるのが怖い←


「....ちなみにコンタクトってつけられる?」


越前「え、俺視力いいけど」


「それは知ってる笑

こっちの世界だとおしゃれでつけたりすることもあるの!」



妥協して伊達メガネだね

新テニでつけてたけどあれは....

黒淵が無難かな





「おー、イケメン度が増した」

思わず口に出してしまい、パッと推しを見ると耳が少し赤くなっていた


(かわいい)



越前「今思ったけどAさんの髪色....

それもウィッグってやつ?」



「そー!ちょっと姉弟に見える感じにしてみた!

(犯罪に思われても嫌だしね)」




さて出掛ける準備は整った

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作者名:ちさ | 作成日時:2023年11月28日 2時

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