『名探偵コナン』の世界に転生したことに今更気がつきました【怪盗キッド】 (ページ10)

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9話ページ10

無事家に辿り着き、お風呂に入ろうと服を脱ぐと見覚えのない手紙が入っていた

一旦寝巻きに着替える

(まさかね....)

開封するとそのまさか

怪盗キッドからであった

大方、先程のデパートで瞬時に入れたのだろう

「私のモブ生活....

どうしよ、なんで、バレた?」

そんな独り言を言っているとベランダからノック音がした

ここは高層マンション

時計を見ると手紙に記されていた時刻になっていた

渋々ベランダのドアを開ける

「....」

キッド「こんばんはお嬢さん

突然の訪問でさぞ驚いたことでしょう」

「....本当に突然ですね、

手紙はついさっき見たのでまさか本当に来るとは思ってもいませんでした」

そして沈黙

「とりあえず中へどうぞ

流石にその姿のまま外にいられても困るので」

キッド「ご親切にありがとうございます」

(あー!部屋に入れてしまったよ....

でもこの間送ってもらったから来ようと思ったらいつでも来れるよな

本当にやらかしたよ....)

「....それで世間を騒がせている怪盗さんが何故私に?」

キッド「....失礼ですが何者ですか?」

突然トランプ銃をこちらに向けて語りかけた

「ただの一般人ですが」

と言っても通じるはずもなく

仕方がない

「異世界転生者です」

そう答えると「は?」と彼お得意のポーカーフェイスが少し崩れた

(まぁ、そういう反応になるわな)