4話 ページ5
時刻は21:20
既に怪盗キッドが予告した犯行現場には大勢の人がいた
百合香「やっぱり遅かったか...」
「...まだ宝石の展示は見れるらしいけどどうする?」
百合香「もちろん行く!!Aも一緒に来て!!」
中に入り数分後お手洗いに行きたくなり、百合香と離れた
きっとそれが今になって間違いだったのかもしれないと思い始めた
「私って方向音痴だったんだ。
ううん、ここが広すぎて迷路だからだ。うん、誰かに聞こう」
人を探すが誰もいない
時刻を見ると21:50と予告10分前
つまり一般客への展示会は終了していた
(これ、今警察の人に鉢合わせでもしたらキッドと疑われるんじゃない??)
〜通話中〜
『あ、百合香!ごめん、なんか迷ってさ。
今出るの怖くて。どうしよ』
百合香『あー、勘違いされるんじゃないかって話ね!
それになんか知り合いいるかもしれないからバレたくないって前話してたよね?ごめんね、私が無理に誘ったばかりに』
『うん、過ぎたことは仕方ないし、私が方向音痴だってこと知れたからよかったかも』
百合香『とりあえず屋上行ってみたら?もしかしたらキッド様に助けてもらえるかもよ?(笑)』
『ふざけたこと言わないで...でも今回はそれしかないかも。
とりあえず私が無事に帰れることだけ祈って帰りな』
百合香『んー、わかった。本当に無事でいてね??』
『タヒぬ現場じゃないから大丈夫だと思う(笑)』
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作者名:ちさ | 作成日時:2023年2月2日 3時