25話 ページ26
勉強をしながら耳を傾けてるとフラグ回収の方向へ進んでいた
コナン「....通信制」
灰原「大学は学部によるけど平日でも授業がない日があったり、ましてやテストが近ければテスト週間でその期間だけ授業がないこともあったわね」
歩美「なにそれいいなぁー!!」
コナン「ねぇ、お姉さんたち!
どんなお勉強してるか見てもいい??」
あー....回収される寸前まできました
神様はなんでこんなに試練を与えるのですか....
百合香「いいけど、まだ小学生の君には難しいと思うよ」
そう言って百合香は問題内容を見せた
(通信ってその人のレベルに合わせた問題が課されることがあるから見せちゃダメなのよ、百合香さん
百合香と私じゃ全然内容が違うから余計に)
コナン「お姉さんもいい?」
猫かぶりした声で頼まれ、百合香が見せたから私も見せないと怪しまれる
渋々見せるとコナンは一瞬推理顔になった
コナン「ありがとう!
とても難しい問題なんだね、テスト頑張ってね!」
百合香「ありがとう、坊や」
そう言って立ち去った
百合香「いやー、小学生ってかわいいね」
「そーだねー」
百合香「さっきからA変だよ?なにか悩みごと?」
今の状況に悩んでますなんて言えない....
私はもうそろそろ帰りたい
絶対推理し始めた顔してるからもしかすると勘づかれて問い詰められそう....
ｶﾗﾝｶﾗﾝ
また来店があり今度は誰だと見ると知らない男性、おそらくちょっと年上のお兄さんがこっちに向かって来た
誰??
?「こんなとこにいたのか、連絡つかないから探したよ
俺とのデートすっぽかしてお友達とお勉強とはな!
ほら、今から行くぞ!
あ、お友達、これくらいあれば支払い足りるかな?」
百合香「え、あ、はい。充分足りるはずです」
?「そっか!
ごめんね、こいつ俺との約束あるから借りていいかな?」
百合香「ど、どうぞどうぞ!
A、またね!」
....
Aと謎の男性が出ていくと嵐が過ぎ去った後のように店内が静かになった
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作者名：ちさ | 作成日時：2023年2月2日 3時
